ボディの巻
スペシャルフィニッシュの出来るまで。その1 ボディ偏
塗装が仕上がったボディ全体です。丁寧に板金を施して塗装は、色を4回以上、クリアーを、3回の合計7回以上も塗装を吹いてあります。
(カラーオーダー出来ます。)
ダッシュパネルです。
エンジンルームです。
ピッチコートを剥がし、外装と同じ塗装をしてあります。
ドア内側です。
屋根です。
蛍光灯の写り具合を見て下さい。
フロントマスクです。
エンブレムで隠れてしまう穴や窪みもスムージングしてあります。芸が細かいですね。
ドア外側です。
これまた光の写り込みがクッキリ出てます。
スピードメーターです。
全て分解修理し、メーターケースは綺麗に磨き上げています。
ベース車の足周りの状態(仕上げ前)。ブレーキダストやグリース汚れが目立ちますね。
リアサスアームです(仕上げ前)。作業するとイタリアの土をお腹一杯味わえます。
フロントブレーキバックプレートです(仕上げ前)
タイロッド&アイドラアームです(仕上げ前)。
ステアリングギアBoxです(仕上げ前)。慎重にパーツを外さないとボルトなどを折ってしまいます。
まあプロの腕の見せ所ですね。
フロントドラムです。
仕上げ前(左)とサンドブラスト後(右)。錆を完全に落とし塗装をします。
フロントドラム塗装後です。
ベアリングを新品に交換します。
リアベアリングハウジングです。
フロント同様サンドブラスト後、塗装をしベアリングを新品に交換します。
リアサスアームです。
サンドブラストで完全に錆や汚れを落とし、黒塗装の上から更にクリアーを塗ってあります。
ブレーキバックプレート&アンダーカバー一式です。
リアサスアーム同様の仕上げです。
リアサスアームのブッシュを全て新品に交換します。
フロントアッパーアームブラケットです。ユニクロームメッキよりも強く錆びにくいクロメートメッキをかけてあります。
ボンネットロックアーム&タイロッドバンド&ブレーキホースクリップ&スプリング類です。
これらもクロメートメッキをかけてあります。
リアサスアーム固定ボルト&調整シムです。
これもクロメートメッキをかけてあります。
リアベアリングハウジング固定ボルト&サイドブレーキアームです。
これはユニクロームメッキをかけてあります。
ステアリングナックルサポート&フロントアッパーアームは新品、リーフスプリングはリペイントし前記のメッキパーツを使いフロントの足周りを組み付けます。
フロントブレーキバックプレート&フロントホイールシリンダー&ブレーキシューを組み付けました。
リアブレーキバックプレート&ベアリングハウジングを組み付けました。とても足周りとは思えない綺麗な仕上げです。
リアホイールシリンダー&ブレーキシュー&アクスルシャフトを組み付けました。ドラムボルトは再メッキしてあります。
リアブレーキドラム&前記のメッキパーツを使い、リアの足周りを組み付けました。
ドライブシャフトジョイントは新品に交換し、リアコイルスプリング&ショックはリペイントしてあります。
紅白なので、おめでたい気分になります。
マスターシリンダーは新品、ブレーキラインも全て新品に交換します。ステアリングギアBoxは、丁寧に洗浄後グリスUPしています。
マスターシリンダー、フロントブレーキラインからの分岐点です。
リアブレーキホースです。
全部新品なのでペダルを踏んだ時のタッチが良いです。
スペシャルフィニッシュの出来るまで。 その2 ボディ
アイドラアームASSYです。
ブラケットはサンドブラスト、アームはリペイントしてあります。
タイロッドです。
洗浄後グリスUPしブーツは新品に交換、リペイントしてあります。
フューエルライン、クラッチワイヤー、スターターワイヤーアクセルワイヤー、チョークワイヤーは新品に交換します。
フューエルタンク、タンクガード、タンクバンド、ブレーキリザーバータンクホルダーは全てサンドブラスト後、黒塗装の上からクリアーを塗ってあります。
前記のパーツを組み付けたボンネット内部です。
顔がハッキリ写るぐらい綺麗なタンクなのでお化粧直しが出来ます。
ガラスのウェザーストリップゴムを全て新品に交換し、組み付けた状態です。
完全にオーバーホールしたミッションを積みます。
ミッションを真後ろから見た所です。
ミッションを真下から見た所です。
サポートアームはリペイントし、サポートダンパーは新品に交換します。なおミッションオーバーホールの詳細は今後ホームページで紹介します。
タペットカバー&ジェネレータープーリー&サーモスタットカバーなどエンジンカバー類は全てサンドブラスト後、黒塗装の上からクリアーを塗ってあります。
エンジンクーリングファンカバーを組み立てた状態です。
ジェネレーター&スターターモーターは完全にオーバーホールした物を組み付けます。
完全にオーバーホールしたエンジンを積みます。
エンジンを左側から見た所です。
こんなに綺麗だと作業中につい見惚れてしまい、いつの間にかにほの字です。
エンジンを右側から見た所です。なおエンジンオーバーホールの詳細は、今後ホームページで紹介します。
サイドブレーキレバー、スターター&チョークレバーなどの室内パーツもサンドブラスト後、黒塗装の上からクリアーを塗ってあります。
シートはフレームを修理、リペイントします。(お好みの色の生地に張替えられます。)
シートを真下から見た所です。
補強&アンコ増しをしているので座り心地は抜群です。
オリジナルサイズ(125-12)の新品タイヤと新品ホイールです。細身のタイヤがピッタリです。
サンルーフASSY。
フレームもキャンバスも新品です。
開けて走ると気持ちが良いよ。
三角窓のウェザーストリップゴム&ドア周りのゴム類は全て新品に交換します。
フロントガラス&ウェザーストリップゴムも新品に交換します。傷一つないフロントガラスを堪能して下さい。
レンズ類は全て新品に交換します。
色違いのレンズもあります。
リアコンビネーションランプです。エンブレムも雰囲気が良いですね。
ドアノブは新品に交換します。スペアーキーも4ヶ付いていて無くしても安心。
フロントバンパー&フロントエンブレムは新品に交換します。
お待たせ致しました、完成です。
リアバンパー&ナンバーライトは新品に交換します。バックランプ&ハザードランプも付いています。
ホイールキャップも新品に交換します。
フロントボンネット内のゴムマット&スペアータイヤも新品に交換します。
仕上がった運転席周りです。シンプル!!
完成したスペシャルフィニッシュです。
後ろ姿もカワイイですよ。これであなたも500のオーナーです。
スペシャルフィニッシュを作る人
お客様に安心して楽しい500ライフを送って頂けるように、
ガガガンバッテいます。
出張修理もやっていますだ。
スペシャルフィニッシュは常に進化しています。
Lambrettaシリーズ、最速で最終モデルの200DL。
1969-1971年の間に生産台数9,350台でベルトーネデザインの超レア物!!
根っからのイタリア・ブラジル好きで、こんなスクーターにも乗っているラテン系な僕です。
工場設備の紹介
旋盤です。正確な寸法出しに使用します。
各種溶接機です。あらゆる修理に活躍します。
ラクソー&ボール盤です。切断、穴開け、何でも出来ます。
15tの油圧プレス。
これが無いと、ちゃんとした仕事が出来ません。
2基のリフト。効率良く作業を進めます。
サンドブラスト。これがあると塗装の下処理も最高です。
ウェットブラストも受け付けます。右が処理前、左が処理後です。
細かい所もこんなに綺麗になります。
エキゾーストポートも完璧にカーボンが落ちます。
ハーネスキットは全て新品で製作出来ます。